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370  山百合を山ごと負うて妻の墓 [文芸(短歌・俳句) 時事]

 

  随想コラム「目を光らせて」NO.370「朝日歌壇・朝日俳壇から」

 

        俳壇 期間 2017.~731

 

  

        山百合を山ごと負うて妻の墓

 

 

       題 目:

   朝日新聞(20110)(群馬県東吾妻町)酒井大岳入選作。

                 アオウ ヒコ

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     洋画家 青沼茜雲 の作品集から。33古代の雄「若き日の磐井」

          ・英国ロイヤルアカデミー名誉会員

                                  フランス・サロン・トンヌ会

                                  ・ノーベルノルウエー財団認定作家     

                     ・世界芸術遺産認定作家 ・日展所属  

 

 

                          

        「朝日歌壇・朝日俳壇から」 

  朝日新聞の歌壇・俳壇の入選作の中から最新の世相を鋭く切り取った

 

 作品を新た選び、コメントを付けています。コメントは文芸上の範を

 

 超えることがあります。

 

  作品の頭に印が付いている作品は、時の政権が推進る前のめり

 

 右傾化路線平和憲法を無視し、国会の存在をないがしろにするさまを

 

 危惧する市民の投稿になるものです。これらの作品は、ここでは個々の

 

 作品の文芸上の軽重を問うことなく、注目すべき最新の世相を凝縮した

 

 作品として、そのすべてを採録しています。

 

  これらの作品に対しては、投稿者の真摯な叫びに読者の耳、素直に従

 

 うべしとして、コメントはつけておません。

 

  また、文中敬称は省略しております。(筆者)

 


     朝日 2017

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新狭山団地の夏祭り 8月27日 曇天。 昨年は夕立にやられた。

                                                                                                                                                                                                                             

 ★蟻の群共謀罪を疑われ  

             

                (八千代市)川原文男

            

 

 死に際の母の希いし心太

 

                (町田市)佐藤隆市

 

 現実の場面として臨終の場を思いやる。「お母さん、何か欲しいもの

 

ありますか?」そう訊かれて母はか細い声で「ところてん」と答える。

 

看取りの最後に集まっていた親族たちに動揺が走る。「水じゃないのか」

 

「と言われてもなあ、急には」。孫の一人が「おれ、病院の食堂かコン

 

ビニに行ってみるわ」とさっと席を立つ。さあ、どうなったことやら。

 

「欲しいならそう前から言ってほしいよなあ」とは腰の重い親戚連中の。

 

                                                                                                                                    

 足音に水の沸き立つ鰻桶

 

              (枚方市)嶋林岳紹

 

 土曜の丑の日ちかくともなれば、鰻屋には多数の鰻を入れた鰻桶がい

 

くつも並ぶのだろう。焼くのも忙しいが、捌くのもこれまた忙しい。鰻

 

桶が置かれた土間は静かなものだが、ここに鰻を捌くお兄イの忙しいい

 

足音がするなり、数百匹もの鰻を容れた水桶が急に沸き立つというのだ。

 

次に捌かれるのはおいら達の桶だぞ、と動揺しているらしい。

 

   

 麦熟る広野の倉や婚の宴

 

           (ドイツ)ハルツオーク洋子

 

 この頃になるとドイツの広野の麦が熟れて収穫の時季を迎える。また

 

この季には、婚儀の宴があちこちで賑やかに行われる。洋子さんはそれ

 

遠くから眺めているのか。または、大きな倉の内や外で開かれた披露

 

宴に招かれているのかもしれない。

 

 

 

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                      息も合う三連太鼓

 

 

 ビル風に燕のごとき黒揚羽

 

             (熊谷市)時田幻椏

 

 建て込んだビル間を吹く風は、相当な強さと速さで吹きすぎるものだ。

 

そのビル風の中、黒揚羽が燕のような勢いで飛んでいった。どこかに叩

 

きつけられるのではないかと心配しておいでのようだが、その心配は無

 

用だ。クロアゲハは本当に頑強な体躯に恵まれている。

 

 

 退屈は人間のもの蟻地獄

 

             (秋田市)中村榮一

 

 蟻地獄の巣というか、仕掛けを発見すると、わざわざ蟻や小さい昆虫

 

を捕まえてきて、巣穴に流し込む人がいる。これから起きる地獄図を見

 

よう、楽しもうとするのだ。この姿を見ていると、ああ、退屈は人間の

 

ものかいな、と呆れてしまうことだ。

 

 

 ★核兵器廃絶のデモ梅雨の星

  

             (埼玉県宮代町)酒井忠正

 

 ★南(みんなみ)の孤島が墓標六月来 

 

             (桑名市)藤井シゲ子

 

 

 

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                 なによりも姿勢のいいバチ捌き

   

        

 

 風鈴の修羅から一つ選びけり

 

               (日光市)渡辺全朗

 

 風鈴を創る職人は、それぞれに風鈴の外貌と鳴り音の創造に腐心する

 

ようだ。風鈴市に脚を運んで、我は我なりに、その修羅の内から、気に

 

入った風鈴一個を選んだ。我が家に吊るしてみて、二つの修羅が合致し

 

ているのに、甚く満足した。

 

 

 草刈り女脚は白いと見せてをり

 

               (長浜市)雨森多鶴

 

 草刈り女を見る視点は、下から後ろからである。見せる相手は男衆め

 

にである。あたし白いでしょ、色っぽいでしょと。脚とは踝から膝の下

 

まで。鎌で草を刈る時間を通してこの部所は常時露出しているのよ、と

 

の親切な情報の開陳。

 

 


        日俳壇 2017.7.1

 

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                  盆踊りで身体を動かそうぜと。

  山百合を山ごと負うて妻の墓

 

               群馬県東吾妻町酒井大岳

 

 妻の墓は山百合が沢山咲く山にあります。の意であるが、この句にも

 

今は亡き妻への尽きぬ思いが溢れんばかりに、籠められている。

 

 多くの花をつける山百合の芳香に抱かれた山をそっくり負ぶって鎮も

 

る妻の墓。美しかった妻にふさわしい山百合よ、山を覆うばかりに殖え

数多の花をつけ、噎ぶ芳香に亡き妻を包んでおくれ、とする想いが込め

 

られている。 

         

 

 雲の峰昭和に飢えという記憶

 

               日立市)国分貴博

 九条抱き締め茅の輪くぐりけり

 

                (前橋市)荻原大空 

 為政者の驕り露見や青嵐          

                 (野洲市)深田清志

                                                                                                                                                                           

 反故にする約束一つ沖縄忌

                 東京都野上 卓

 

 沈黙にただちかづかん古浴衣 

        

                  (広島市)茶屋七軒

         

 

 早苗田の一日毎の青さかな

               (前橋市)荻原葉月

 

 稲作農家は田植を終わると、おそらく出穂までの毎日をこうして青田

 

観察を続け、たゆみない青田成長に生甲斐を感じるのであろう。出穂か

 

ら稔りまでの間には、稲作への最大のリスク台風に始まり、多雨、冷温

 

などが待ち構える。これを無事に切り抜ければ渇仰の豊作が待っている。

 

 

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                     色を合わせたか和洋が踊る

 

          

 鷺草の鷺は巣立ちの時を得ず

 

             (岐阜県揖斐川町)野原 武

 

 名に負いし鷺草の鷺よ、いつ巣立ちの時を迎えるのかね?と飛翔訓練

 

を始めた鷺草の白鷺に問いかける人も多かろう。鷺草の祖はいつの頃、

 

空翔ける白鷺の姿を自らの草の茎の先尖に花とすることを決め、その改

 

良に営々とした努力を重ねてきたことか。その執念の強さがいつまでも

 

鷺の巣立ちを遅らせて、ついに巣立ちの時を得ずとなり申した。

 

 

        朝日俳壇 2017.7.17

 

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      じいっと観察するのも大切です。

                                    

 沖縄は今日も盾なり慰霊の日

 

                   (佐久市)鶴岡木葉

  ★福島の責任取らず蝉の殻

 

              (福島県伊達市)佐藤 茂

 

             

 

 

 蝉落ちて地は喝采の蟻の列 

                (東京都)朝田冬舟

 

 「おーい、ここにも落ちているぞよー」と発見蟻は仲間に蝉の骸の在

 

りかを伝達。それを聞いた蟻は「喝采、喝采」(と称呼し合って)「仲

 

間と行くべえ」と骸解体と輸送チームが編成されて、延々長蛇の列が出

 

来た。

 

 

 吾の腎ひとつ親父に返し夏

 

               (河内長野市)西森正治

 

 親父が腎を損ねた。透析にならぬためには生腎を供給してやらねばな

 

らない。市場で求めるわけにはいかないから、供給先は限られる。家族

 

または親族の中から健康な個体を保持している人が提供者候補としてリ

 

ストアップされる。人は自分の臓器を進んで他人に提供するいわれはな

 

い。人の臓器は(全てがそうではないが)万一の際に備えて、自らの命

 

を繋ぐために代替できるようにスペアが用意されている。

 

 息子の我、考えてみれば、その臓器は父母の臓器から出来ていると言

 

えなくもない。白羽の矢が立つのは致し方ない。そこで、予備の一つを

 

父に差し上げることにしようと、渋々納得した。今年の夏はその儀式が

 

行われた記念すべき年となる。

 

                ■ 続く → NO.370-2

 

 

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       22-151105 からすうり    酒井 健 

 

 

              (2017.10.01)  

 

 

 

 

 

 

 


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共通テーマ:日記・雑感

370-2  合歓の花暮れ逝く山を優しゆうす [文芸(短歌・俳句) 時事]

 

 随想コラム「目を光らせて」NO.370-2「朝日歌壇・朝日俳壇から」

 

 

       俳壇 期間 2017.731

 

  

       合歓の花暮れ行く山を優しゆうす

 

     題 目:

     朝日新聞(201.31)(尼崎市)田中節夫入選作。

               

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  8月22~23日、妻と娘と3人で伊香保温泉「福一」に一泊旅行をした。車を買
  い替えたのでお披露目したい、どこか温泉に行きましょう、というので、伊香保の
  「福一」に宿をとった。当日は気圧配置が乱調で、夕べにかけて雹も混じるスコー
  ルに襲われて、榛名神社や榛名湖の散策はままならず、雷雨の中をほうほうの体で
  宿の車寄せに駆け込んだ。雨にたたられて広いロビイも閑散としていた。
   宿はつい最近大幅に改装したとかで、一流ホテルのたたずまい。連れもこれには
  予期しない思いであったらしい。翌日は一転快晴に恵まれ、伊香保近郷の名所の幾
  つかをめぐった。この日は甲子園の野球決勝戦の日。埼玉代表が勝利したので、幾
  たび快哉を叫んだことか。
   文中に、立ち寄ったいくつかの写真を載せる。おいしいうどんをてんぷらなしの
  大盛りで賞味した。                    アオウヒコ

   

          朝日俳壇 2017.7.17

            

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秋近しを思わせる花活けが垂直に立っている

                

 

  

   諷詠の行き着く先は遍路かな

 

                (藤沢市)細井華人

 

 家に籠って短歌や俳句を作るとなると、題材が限られて優れた作品に

 

仕上げることが難しくなりがち。となると、外に出かけて新しい風物や

 

人物に出会えれば、新しい道が開けるのではないか。そうだ、あの空海

 

の修行の遺跡である四国八十八か所の霊場を巡拝する「遍路」。あのお

 

遍路さんになるのも一案だぞ、と思い巡らしている。

 

 

   存(ながら)へて煮たり焼いたりなすびかな

 

                     (岐阜市)阿部恭久

 

 永らえるためには日々の食事が大切だ。夏の野菜の茄子など、煮たり

 

焼いたりしてよくたべてきたものだ。これまで永らえてきたのはなすび

 

であるとすれば、これからもなすびからは離れられそうにない。

 

 

 

   かつて男かつて女の夕涼み

 

                (福岡市)杉野順子

 

 かつてお互いに若い頃、とある男と女がどこかで夕涼みをすれば、何

 

かがきるよと蔭口された。だが歳月を経て、共にかつての若さを失っ

 

た男と女が夕涼みに出ても、心配ない、何も起きないよ、と断じられる

 

のはことのほか淋しい。かといって、それになんら反論しないと言うの

 

は、かつて男かつて女の沽券にかかわるじゃありませんか。ここは一つ

 

涼しい中に二人の熱さを冷ます寄り道もいいじゃありませんか。

 

 

               

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水沢観音は多くの信者を集めている

 

 

 

   風鈴に深き眠りのありにけり

 

              群馬県東吾妻町)酒井大

 

 風鈴屋が修羅を尽くして作ったという風鈴を一個、店で贖い、庭の廊

 

に吊るしておいた。風鈴は風立つにつれ、おしゃべりや囁きまで、それ

 

なりの音を立て、私の耳元にとどけてくれた。

 

 あるとき、風はあるのに風鈴の音がしない、鳴らない時があるのに気

 

付いた。妻が亡くなって暫らく経った午後のことだった。いつもは微風

 

を受けても、風鈴は鳴った。台風前夜にはそれこそ気忙しく鳴り響いた。

 

その時に気付いた。風鈴の音を介して妻は私と話しをしている。私を見守って

 

いる。風鈴の音は彼女の声だった。

 

 今、そよ風が流れる初夏の昼過ぎである。風鈴が鳴らない。鎮まって

 

いる。遠い空を見上げて、「そうか、何かと忙しいらしいな。今は午睡

 

を取っているらしいな。こちらの風鈴に深い眠りがありましたよ。大切

 

な午睡だ、そっとしておきますよ。心行くまでまどろみたまへ。

 

 

 ★難民を乗せきれぬ船天の川

               (川崎市)多田 敬 

 

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      この観音像の台座を、信者は取っ手を押してぐるりと回したようだった。  

  パソコンを脅かすものはたたがみ

                (東京都)藤森荘吉

 はたたがみ; 霹靂神。ハタハタガミの約。はたたく雷。(広辞苑)

 一天俄かに黒雲現れて、沛然たる豪雨のなかに走る稲妻、轟く雷鳴。

このようなとき、パソコンを操るご仁は何をなすべきか。それは電源を

切りなさいである。そのままにしておれば、雷神の落下によって、パソ

コンやTVに支障が出る惧れがある。はたたがみ(霹靂神)にご用心、

と云われている。

 

  手で掴みとれさう鮎の瀬を探る

 

                      (浜田市)田中青龍

 

 渓流の岸近くに瀬があり、底近くに鮎が多数群れている。手掴み出来

 

そうな鮎の群れ。さすがにそれは出来ぬので、やおら短い鮎竿を出して、

 

瀬を探ってみるか、と楽しさ一杯の鮎師ひとり。

 

 

 

         朝日俳壇 2017.7.24

 

 

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         おみくじには 汝の運勢「広大無辺」なりと書いてあったのかも    

 

 

 

  田も山も昼寝してゐる小さき村

 

              (松戸市)をがわまなぶ

 

 多くの人がいつも行きかう都会の住人が、人口疎密な田舎を訪れて感

 

じることは、人がいない、姿が見えないことに驚きを感じるようだ。

 

「どうしたの、皆昼寝をしているの?」と感じるらしい。鶴瓶の家族に

 

乾杯(NHK)などで、無人の家並みを人を求めて歩き回るシーンによ

 

く出会う、それがこれだ。

 

        

 

  ★敗戦の一句八十一の夏

 

             (川崎市)池田 功

 

    いづれの日にか国に帰らむ生身魂              

 

             豊橋市)河合 清

 

  人魂のやうに鵜篝現れし

               (岩倉市)村瀬みさを

 鵜飼のシーズンには、篝火を舳先に着けた鵜匠の舟を見るために出す

 

涼み船もある。川の中ほど岸に錨を入れ酒食の饗応を受けるうち、日は

 

っぷりと暮れ、川面も暗くなる。そこへ上流から鵜飼舟が姿を見せる。

 

ちょうど人魂のように鵜飼の篝火が見えてきた、とその感懐をのべてい

 

る。さあ、これから鵜匠に細引で操られる鵜が篝火に寄って来る鮎めが

 

けて潜るページエントの始まりだ。岸に舫っていた涼み船もやおら、人

 

魂の方に魅かれていく。

 

 

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 香煙は絶えず立ち昇る。線香に火を点けるタドンコンロの備えもありて

                

 

 

   あの岩に新たな鮑毎年よ

            (長崎県小値賀町

 海女たちが苫屋で、潜った漁場の様を話題にしている。あの岩へ行け

ば、大きな鮑に出会うのよ、それも毎年よ。「それどこ、どこ?」と他

の海女が訊くこともなく、プランクトンに恵まれた豊かな 漁場で

 

   鵜篝や悲しきことを美しく

                 (向日市)松重幹雄

 鵜の立場からすると、篝火に集まった鮎めがけて潜り、口に咥えても

匠から細引きを手繰られて、喉をクイッと抑えられれば口腔内の鮎を

出さずにはおられない。その悲しい繰り返しである。しかし、観光

客のには外から鵜篝は川面に映えてとても美しく見える。

  ★昼寝覚め子に赤紙の来てをらず

 

               (前橋市)荻原葉月

 

 

  忘るるは呆けるに非ず只涼し

 

               (高崎市)山本春樹

 

 高齢になると、何かと物忘れするようになる。人はこれを「呆け

る」というようだが、そうじゃありません。ただ、頭の中の風通しが良

くなったというか、涼しい感じはしますね。

 

  入選の一句記せる扇かな

 

                (伊万里市)田中南国

 

 「素敵な扇子をお持ちで」と声が掛かる。「お気付きでしたか」と誘

うと「賛がありますね」と顔を寄せてくる。「これこれしかじかの俳壇

コンテストの入選句ですよ」「ほう、達筆でもいらっしゃる。なんて書

いてあります?」「入選の一句記せる扇かな・・・ですよ」「おー、こ

れはたちまち涼しくなりますね。」と、判っているのか、ないのか。

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水沢観音は近時の彫琢か、どれもこれも美しい

               

  ★核なくせ灼けて丸山定夫の碑

            (相模原市)柴岡友衛

 

  ★ヒアリ来る地球はますます炎えてくる

            (横須賀市)友松 茂

  ★政(まつりごと)泰山木をひと目見よ

              (東京都)三輪 憲

  ★撤回の言葉に落ちよはたた神

                (東京都)無京水彦  + 

 

        朝日俳壇 2017.7.31

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    この辺り豪勢な造りの「水沢うどん」店が櫛比しメニューも多彩、姸を競っている。    

 

    空蝉や人は脱皮を繰り返し

              (本巣市)清水宏

 いいですか、蝉はただ一回だけ脱皮して生涯を終える。それにひきか

え、人はどうでしょう。何度も何度も飽かず繰り返して脱皮し続けじゃ

りませんか。覚悟を決めなさい。蝉に倣って。ああ、その日から地球

の殻の表面には脱皮し損ねたヒトの骸、空蝉ならぬ「空人」が累々、延

々と転がっているでしょうね。

  雷神に鯱(しゃちほこ)喰われ犬山城

               (尼崎市)橋本絹子

 

 犬山城のてっぺんに据えてあった鯱に雷が落ちて損傷した。雷神に喰

われた、ともっぱらの評判です。

   蝉生る白き天使のごとき翅

 

             (泉大津市)多田羅初美

 

 夏の朝か夕刻、7年間の地中生活を経て、ようやく地球の表皮に這い

上がった土蝉(幼虫)はそこらの樹木や建物など足がかりの良いものに

足爪を固めて晴の脱皮作業を開始する。この場面に出合った人は蝉の生

命誕生の神秘に触れて、脱皮が終わるまでそこから離れがたい時間とな

る。脱皮の仕上げは折畳まれていた弱弱しい翅が地球の涼風空に触れて、

第に伸びてシャンと硬まるまでの過程。天使のごとき翅が讃嘆の境地

へと誘う

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       天麩羅の奥の三角笊に盛られているのが水沢うどん。太い。     

 

   合歓の花暮れ行く山を優しゆうす

                  (尼崎市)田中節夫 

 この合歓の花が咲いていなかったならば、この暮れ行く山に何の取

も趣向もなかった。この合歓の花が何でもないこの山を優しい雰囲気

包み込んで行ってくれた。短形文字による表現の一つとして、この「優

しゆうす」の包容力の大きさには、比類なき洗練された表現として記憶

されていい。やさしくて柔らかな京言葉のどこかに通じるものがある。

 

   雨の日の棺にひとつパナマ帽

                  (明石市)江尻順子

 

 葬儀ががあって、出棺前の故人とのお別れに、お花を供えに近づかれ

たのであろうか。ふと見ると、お棺の中にパナマ帽がひとつ入れてある

その日は生憎雨の日の葬祭だったが、雨が上がったら、これをかぶって

元気だったころのように、都会の鋪道や野山を闊歩して頂戴とするのだ

ろう。モダンなお人だったようだ。

 

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榛名神社の山門。これをくぐって、まもなく、雷雨になり、車に戻った。

                     

 

  冷酒(ひやざけ)と冷酒(れいしゅ)の違い談論す

              (横浜市)犬山達四郎

 酒飲みはいろいろな趣向で酒を嗜む。「熱燗にしますか、温めのお酒

にしますか」の対極は何もしないお酒(ひや)であり、常温の酒を指す

冷酒は仕込みの過程はさておき、物流に乗る時点から店頭で酒飲みの手

に渡るまで、冷蔵環境の内に収蔵されるため、その分コスト増。冷蔵の

手間がかかる分販売価格は割高になるようだ。

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欄干の下を流れる細流がみるみる膨れ上がって渦巻いた。

 酒飲みは自分の飲み方が一番と思っているが大吟醸を熱燗で飲む酒仙

もいて、酒席での酒談義などいい加減なものだ。酒を楽しむ方法の粋は

純米酒以上の酒を買い、徳利でもいい、ガラス器でもいい、小分けして

氷を水に入れた桶(容器)に突っ込んでキリキリに冷やして、これまた

冷やしておいた酒盃で飲む。これに勝る飲み方はないだろう。

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            14-150802 スイス ベルン

                  ピンク薔薇  酒井 健 

 

               (2017.10.01)

                  


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369 こでまりの花咲く寺のやさしさよ良寛禅師の眠る墓訪ふ [文芸(短歌・俳句) 時事]

 


     

     随想コラム「目を光らせて」NO.36 「朝日歌壇・朝日俳壇から」

 

        歌壇 期間 2017..2

 

  

           こでまりの花咲く寺のやさしさよ良寛禅師

 

   眠る墓訪ふ

 

     題 目:

     朝日新聞(201.5)(越前市)内藤丈子入選作。



                アオウ ヒコ

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     洋画家 青沼茜雲 の作品集から。 32. 「いにしえの夢」

          フランスサロン・・トンヌ会員

          ・ノーベルノルウエー財団認定作家     

          ・世界芸術遺産認定作家

 

         ・日展所属  

 

 

                       

       「朝日歌壇・朝日俳壇から」 

朝日新聞の歌壇・俳壇の入選作の中から最新の世相を鋭く切り取った作品

 

を新た選び、コメントを付けています。コメントは文芸上の範を超える

 

ことがあります。作品の頭に印が付いている作品は、時の政権が推進

 

る前のめり右傾化路線平和憲法を無視し、国会の存在をないがしろに

 

するさまを危惧する市民の投稿になるものです。これらの作品は、ここで

 

は個々の作品の文芸上の軽重を問うことなく、注目すべき最新の世相を凝

 

縮した作品として、そのすべてを採録しています。

 

 これらの作品に対しては、投稿者の真摯な叫びに読者の耳、素直に従

 

べしとして、コメントはつけておりません。

 

 また、文中敬称は省略しております。(筆者)

 



      朝日壇 2017

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  8月23日、伊香保温泉の帰りに「ハラ ミュージアム アーク」へ立ち寄る。

  今回 NO.369で紹介するのは広大な敷地に建つ美術館の点描です。

                                                                                                                                                                                                                   

   抱き収め君のお骨を膝に置くみどり明るき納骨への道

  

               (三島市)渕野里子

             

 これであなたとは「抱き収め」になりますね。納骨式が終われば後は

 

お墓への納骨、安置になりますからね。膝の温みはこれっきりですよ。

 

車の外を見ると、街路樹は新緑に明るく萌えていますよ。きつい病との

 

明け暮れに、よく頑張ってくれました。私も、ちょっとほっとしてまし

 

てよ。めそめそしないで、明るく生きていくつもり。

 

                                                    

みんなみへ兵の慰霊に来るたびに木彫りの像買う父だと思い

 

             (富士吉田市)萱沼勝由

 

 

 田沢湖におかえりなさい西湖より風光る日にクニマス帰る

 

                (男鹿市)三浦善隆

 

 東北のいくつもの湖では昔から魚が棲まず、これを何とかしようとす

 

る試みがそれぞれになされてきた。よく知られているのが十和田湖養魚

 

の開発者和井内貞行(18581922)によるヒメマスの養殖の成功。一方、

 

田沢湖にはクニマスが棲んでいたが湖に酸性河川水が流入して1940代に

 

絶滅。以後西湖でクニマスの生存が報道され、田沢湖への帰還運動が

 

されていたのか。

 

 どうやら、その帰還運動の実が結び、田沢湖にクニマスが戻ったよう

 

歓んでいる。その日、田沢湖の地元では「クニマスおかえり」「西湖

 

ありがとう」と歓迎一色であったようだ。

 

 

 

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避難地に移転六年閉校とふ母校のニュース訃報のごとし

 

                   (水戸市)紺野告天子

                                                              

 

リハビリの発声にふと言いてみぬ「九条守れ」と験すが如く

 

              (東京都)丸木一磨

 

                                                                           

   はつ夏の若葉かがやくバス停にスマホと同じ数の黙あり

 

              (垂水市)岩元秀人 

 

 初夏のバス停。新緑の中にバス待ちの人が集まっている。昔なら挨拶

 

や世間話に少なからず花が咲いたであろう。だが、バス待ちの客は黙し

 

たまま。手にはそれぞれスマホを持っている。

 

             

 

  辛い時悲しい時も堪えられるうれしい時は友と飲みたい

 

              (三郷市)木村義煕

 

 長いあいだの修練によって、大抵のつらさ、苦しさには他人に知らせ

 

ることもなく、堪えられるようになった。それはまかしておけである。

 

だがなあ、うれしいことができた時は心打ち解けた友人と酒を飲みなが

 

ら話したい。こんなことがあってなあ、この喜びは君にも分けたいのだ。

 

 

 

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  ゆうぐれをおいかけるうち子供らは老いと向き合う年齢となる

 

              (尼崎市)ひじり純子

 

 それは確かにそうだが、幼気な子供たちに、その事実を知らせてどう

 

なる?である。人の一生は短いことをこれまでに古今東西の学者や識者

 

が箴言を重ね、警告を発して来ている。だが、これは蛙の面に水で、い

 

つ本人がそれを感じ取るようになるかは千差万別。早く知ってどうする

遅く知ってどうなる、である。夕暮れを追いかける子供に「時の歩みは

 

早いから」と諭しても「ボクの夕暮れ追いかけっこの速さとどっち?」

 

とちゃかされるがオチであろう。

 

                   

                            

 

 四人の子あれば四人の名を呼ばむ臨命終の時の来たらば

 

             (三原市)岡田独甫

 

 誰を最初に呼ぶか、順位はどうする、程度のことを考えておられるよ

 

うだ。だが、今は四人の子が揃って同時刻に顔をそろえる可能性は低い。

 

また臨命終が来た老衰の極者が前もって考えた口頭での遺言を順序立て

 

て、その場で行いうるか」となると、甚だ疑問である。このために通常

 

作成されるのが「遺言」である。臨命終の内容を前もって盛られたし、

 

である。そうしておけば、いかに老齢極に近く呂律回らずであれど「じ

 

ゃ行くよ、さらばじゃ ありがとう」くらいは口頭でしのげるだろう。

 

 

                 

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 亡き妻のベッドをそっとふりかえる静かな静かな春の夕暮

 

             (さいたま市)阿曽義之

 

 ああ、あそこにいたんだよなあ。今はいない。でも、あそこにいたん

 

だよな。音のしない静かな春の夕暮れに、またしても、妻のベッドを見

 

ためにここを訪れては、静かに納得する。そして、出るときにそっと

 

り返る。いないのは判っているのだが、どうしても振り返る。居てく

 

れたらいいのになあ。

 

 

  的の基地からおよそ五十キロホトトギス鳴く原発予定地

 

                       光市田中 径

 

 

 弾道ミサイル落下時の行動Q&A岩国市報に挟まれ届く

 

             岩国市)木村桂子

 

 

 上空を飛行機雲が交差して共謀罪強行採決の朝

 

          (北広島市)岩瀬義丸 

 

 

 まっ先に狙われるのはほんとうのことを言う人、NOと言

 

  う人            (佐渡市)藍原秋子

 

                                                                                                                                                                            

  焼夷弾で右手を火傷せし伯母の長き戦後もホームに終る

 

               静岡市)堀田 孝

 

 

 

 

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  こでまりの花咲く寺のやさしさよ良寛禅師の眠る墓訪ふ

 

               (越前市)内藤丈子

 

 

 もうこの頃では良寛禅師のお墓詣でをする人はごくごく少なになった

 

ことだろう。だが、良寛の遺徳を偲ぼうとするひとと、まだ覚えてくだ

 

さっているとは、ほんにほんに恐縮至極とする人との交歓が白い小さな

 

こでまりの開花に誘われて。

 

 

  五限目の授業終えたりただ一人頷きくるる生徒を杖に

 

               (可児市)前川泰信

 

 余りバカ受けする授業とは縁のない教師のようだ。今日最後の授業と

 

もなれば、疲れも来るし、早くベルが鳴らないかとする生徒たちの顔が

 

チラチラする。中に一人、頷きながら真剣に授業を聞いて呉れて居る生

 

徒を杖に何とか授業を終える。

 

          

 乳牛の乳房の太さ搾らねば死ぬとう乳房のそのあたたかさ

 

              (佐世保市)近藤福代

 

 これは実際に搾乳を経験した人ではないと、わからない。これを、人

 

の手で搾れというのは実際には酷な仕事であろう。搾乳機を差し込んで

 

スイスイびゅうびゅうとやれば、みるみる乳房はちいさくなるのだろう。

 

 

 

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    もの言わぬ国民なれどもの言えぬ国になりてしまわぬ

 

  ように         (埼玉県)島村久夫

 

 

 「ちょっと来い」呼ばれて初めて分かるだろう「共謀罪」

 

  の空恐ろしさ      (鎌倉市)佐々木 眞

 

 

 歌壇欄も目を付けられておらぬかと恐るる時の来るを

 

  恐るる         (熊本市)垣野俊一郎

 

 

 あぐらかき自浄能力なくせしか森友出ても加計が出ても

 

              (千葉市)鈴木一成

 

 

 ★九条は死文となりてこの国は核に呪われ核に死すかも

             

              (銚子市)網中章夫

 

 

 国民は共謀罪で監視されマイナンバーで括られている

             

               (三郷市)木村義煕

 

 

 

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              つづく → 369-2

 

 

                                                           (2017.9.15)

 

                   

 

 

 

 


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369-2  何の咎の鰯にありやひとつらの<目刺し>に海の群青にじむ [文芸(短歌・俳句) 時事]

  随想コラム「目を光らせて」NO.36-2 「朝日歌壇・朝日俳壇から」

 

      

   何の咎の鰯にありやひとつらの<目刺し>に

 

   海の群青にじむ

 

 

 

                                                                            

       日歌壇 2017.6.19

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 *何の咎の鰯にありやひとつらの〈目刺し〉に海の群青

    にじむ  

               (宝塚市)櫂 裕子

 鰯は海中では個々に生きようとすれば、簡単に捕食されてしまうこと

 

を知っているのか、海洋では多くの仲間が集まり、巨大な塊状の集合体

 

として、上下左右に常に移動、捕捉を狙う鯨や鮫の攻撃に出会っても最

 

小の犠牲で終わるノウハウを確立している。だが、ヒトの知恵に抗しか

 

ね、鰯は塊のまま網でそっくり捕捉されて、ここに無残な眼貫ぬきの極

 

刑として天日に曝されている。そうです、鰯に何の咎がありましょうぞ。

かわいそうにね、と悼んでくれる女系のヒト一人。かの人は一串に連な

 

る目刺しの鰯連に海の群青が残っていますね、と優しげに。

 

            

 

「沖縄の平和運動が真っ先に」と共謀罪を憂ふ意見書

 

               (長野県小林正人

 

 

どうせ駄目 そう言はれてもデモへ行く集会の隅 ひとり分

 

 の声             (長野県)千葉俊彦

 

 

あの行進膝にはよくないだろうなあ北朝鮮の軍事パレード

 

               (大和郡山市)四方 護

 

 

                            

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 ロボットがときどき歩くことがあるつくばの道を行く

 

 我はヒト

             (さいたま市)大久保 歩

 

 

 日本が主として日本の理系の頭脳の精髄を集めて作った学園都市「つ

 

くば」順調に育っているようだ。当時の男女が結婚して生まれた子が双

 

親譲りならぬ超えた才能を持つことが分かって、将来が楽しみだとする

 

見方もある。つくばの道を歩いているとき、やおらロボさんが近づいて

 

きて、「筑波とつくば、どう違います?」と訊かれる日もそう遠くはな

 

い。「それはよ、あんた、かんじとひらがなのちがいよ」とでも答えよ

 

うものなら、「あんたいうんはあっしのことかいね

。ほい、ほい。あん

 

たの返事はな、それにしてもまっとうな返事にゃなっておらんがの。ま

 

あまあ、ヨカタイ。ヒトさん、またたのんまっさ」とヒトさんがロボさ

 

に凌駕されるの図。まあ、我はヒト、俺はヒトと威張りくさることは

 

いが、俺には絶対にロボさんに負けない、凌駕されぬ分野をもちたい

 

のだ。なあ、ヒトさん、どうかの? つくばの道を歩くヒトさん。

 

              

鳩が鳴き蛙が鳴きてヤギが鳴く平和なりけり鳴き声とふは

 

            前橋市)荻原葉月

 

 

 

 

 

       朝日歌壇 2017.6.26

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ゆるゆると人に近寄る戦車見つゆるゆると寄るものの

 

 こわさよ        

            (水戸市)中原千絵子

 

「国民の選んだ政治家しかいない」日本国民黙すほかなく

 

              (霧島市)久野茂樹

 

 

 

 死なせない死ねない時代たらちねの母の呼吸器はずす

 

 夜明けよ         (東京都)無京水彦

                   

 これは「後悔先に立たず」の格言そのもの。20年前に医者に「でき

 

るだけ延命させてつかわさい。」と言ったばっかりに。まさか20年も

 

いのち永らえるとは。だれにでも来る、看取りと看取られ。ここは自然

 

体のイノチへの対処をなされるが大切。その夜明けを後悔なく迎えられ

 

るように格言は喝破している。

 

 

 和太鼓をどんどんカッカと打ち鳴らす白人女性は八十歳とや

  

          (アメリカ)古田パーキンス和子

 

 日本だけじゃない、アメリカにも元気な白人女性がいますよ。体格が

 

いいものだから鳴り響いてね、和太鼓のどんどんカッカが。

 

 

 

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あったことなかったとせし歴史ありたわやすからむ書類

 

 くらいは       (水戸市)中原千絵子

 

 

 弔電を送った後に遠くまで歩いて歩いて偲び続ける

  

          (綾瀬市)小室安弘

 

 あのひとがなくなった。遠方だから、葬儀には出席ができない。こう

 

いう時、とりあえず弔電を打つ。近くの郵便局まででかけて、ありきた

 

りの文面の弔電をうつ。それから歩く。長く歩く。かの人との交友の一

 

つ一つを思い出しては、偲び続ける。あの時、こう言ったが、気を悪く

 

したのではないか、もっとはっきり謝った方がよかったなあ、など長い

 

間のことを歩いて歩いて。

 

 

 ★KYは空気を読めぬ略といふ読み過ぎたればST(忖度)

 

  となる        (村上市)鈴木正芳

 

 

 

 

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      URL: http://columneye.blog.so-net.ne.jp/ 

   

 

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      e‐mailhiko@yc5.so-net.ne.jp

 

                          (2017.9.15)

 

                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

 

 

 

 

 

 

 

                   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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